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レントゲン室ってどうできてるの?

先日、私自身も製作に携わったレントゲン室。

ほとんどの病院に必ずと言ってもいいほどあるレントゲン室ですが、どのようにできていているのか。

また、安全性について調べてみましたので簡単に分析してみたいと思います。

レントゲン室はどのようにできているのか?

基本的な考え方は、普段の壁と同じような作りでした。

しかし、X線は微量とはいえ放射線ですので、壁から放射線を通さないようちゃんと工夫が必要でした。

なんと、レントゲン室内の床・壁・天井の全面に鉛を貼るのです。

また、鉛板も規格のサイズがあるので、全面貼るには鉛板と鉛板を貼り合わせる必要があるのですが、その際にできる微量な隙間もテープ状の鉛板などで埋めていきます。

これは扉も同じで鉛でできている扉もしくは鉛が仕込まれている扉を使用いたします。

扉についている覗き窓にさえ粒子状の鉛が入っています。

こうして、全面を鉛で覆った後、仕上げの装飾をして完成していきます。

※備考

ちなみに、使用するレントゲンの強さにもよって貼る鉛の厚みが変わるようです。

X線が漏れたりしないのかな?

安全性について、日本画像医療システム工業会様が出している規格資料を元に調べました。

上記のよう、対放射能の部屋で作られているので、漏れることはほぼないようです。

しかし、どうしても使用設備や出入り口の扉などから多少の隙間はできてしまいます。

その隙間はいいのか?

これについてですが、まずX線撮影の際に照射位置というのがあるようで、

こちらが大抵は撮影機械より水平に照射するようです。

ですので100%ではないものの基本的には隙間より漏れることはないみたいですね。

また、扉などの隙間より漏れるX線も本当ごく微量のようで、放射線測定器で計測しても漏れとして認められるほどではないようです。

なので扉など隙間がないと開け閉めや出入りなどで不便が生じやすい箇所はどちらかというと利便性を考慮することの方が多いみたいです。

 

 

画像1:https://www.wellheart.co.jp/blog/クリニック%E3%80%80a-to-z/391/ 引用

画像2:https://www.irasutoya.com/2016/04/blog-post_78.html 引用